その他

チューもく!! 東映テレビドラマLEGACY                第1回『現代鬼婆考?殺愛』

『キイハンター』(68~73年)に『プレイガール』(69~74年)、『非情のライセンス』(73~80年)に『特別機動捜査隊』(61~77年)……。いずれも、日本のテレビ史にその名を残した傑作「テレビ映画」ですね。その一方で『五番目の刑事』(69~70年)や『ゴールドアイ』(70年)、『ターゲットメン』(71~72年)などは“知る人ぞ知る”タイトルだと言えるでしょうが、近年、東映チャンネルでは、これら60~70年代の「テレビ映画」の放送が充実していると感じます。劇場公開作品はもちろん、テレビの特撮ヒーロー作品やアニメ作品が好きで東映チャンネルに加入している方は多いと思いますが、アクションドラマやサスペンス、時代劇など多岐にわたる東映の「テレビ映画」を偏愛している方も、きっと多いのではないでしょうか。

かく言う私もそのひとりでありまして……?,F在の地上波でよく言われるところのコンプラなんとかの基準を遥かに超越したレベルで繰り広げられる物語と映像描写に、常にクラクラ。これらの作品を、映画館ではなく、お茶の間で観ることができていたという事実も含めて、感動してしまうわけです。

東映チャンネルさんには今後も、こういった「テレビ映画」群の発掘を続けてほしい……という切なる願いを込めて、今月より「東映テレビドラマLEGACY」なるコラムを連載させていただきます。ここまでの流れから、なぜ「テレビ映画LEGACY」ではないのかと思われるかもしれませんが、はっきり言うと、それはいずれフィルム撮影ではなくビデオ収録による作品も紹介することになるだろうから、という保険でございます。どうか、ご了承ください。

第1回ということで、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介したいのは、小池一夫(一雄)原作?千葉真一主演による『現代鬼婆考?殺愛(さつあい)』です。この作品は1973年(昭和48年)9月28日(金)に放送された単発ドラマ。当時、大阪の毎日放送(MBS)をキー局として、NET(現:テレビ朝日)系にて放送されていた『サスペンスシリーズ』という枠がありました。早い話、後の2時間ドラマのようなものではありますが、このころはまだ『土曜ワイド』も『火曜サスペンス』もなかった時代。1時間枠の『サスペンスシリーズ』は2クール(半年)続いて終了を迎えましたが、『殺愛』はまさに、この枠の最終回を飾った作品でした。

八坂産業の社長?八坂総一郎からの殺人の依頼を受けて、安達ヶ原から久しぶりに東京へやって来た、ひとりの老婆がいました。彼女の名は、大庭しげ。年齢はなんと300歳だといいます。

しげは昔から、八坂の依頼を受けて多くの人間を殺してきました。しかし今回のターゲットは八坂自身。彼は、自分が余命3ヶ月ということを知り、自分と妻を全く同じ時刻に別の場所で殺してほしいという、困難な依頼をしてきたのです。

「愛するが故に殺す、愛しているからこそ殺される」――それが、八坂の「殺愛」哲学でした。

これを了承したしげでしたが、八坂にも、そして妻の花江にも、その立場上、屈強なSPたちがついています。この計画が極秘である以上、しげはSPたちをかいくぐって、二つの殺人を成功させなければいけません。しかも、「別の場所」で「同時」に……。

そのころ、安達ヶ原から、もうひとりの人物が東京へと向かっていました。それは16歳の可憐な少女?大庭しげみ。彼女が上京した目的は、果たして?

……というのが『殺愛』のあらすじです。焦点は、老婆しげがどうやって殺人を成功させるか、なのですが、それにとどまらず、物語は実にトリッキーな組み立てとなっています。最初に「千葉真一主演」と書きましたが、このあらすじでは、いったい“千葉ちゃん”がどの役を演じるのか、分かりませんよね?(番組紹介用の写真を見れば、きっとお分かりになると思いますが……)

本作を手がけた竹本弘一監督は『仮面ライダー』(71~73年)と『秘密戦隊ゴレンジャー』(75~77年)、現在まで続く2大シリーズの元祖となる両作の第1話を担当したというだけでもすごい経歴の持ち主なのですが、『キイハンター』においても「吸血昆虫島 上空異状あり」や「荒野の列車 大襲撃作戦」など、サスペンス&アクション編の傑作を撮っています。これらのエピソードの主役は、もちろん千葉真一。つまり『キイハンター』以来の竹本&千葉コンビがここで復活したことになるのです。そして――少女?しげみを演じるのは志穂美悦子。本作の約2ヶ月後から『キカイダー01』(73~74年)でビジンダー=マリを演じる彼女ですが、本作こそがテレビにおけるデビュー作でした。華麗なアクションを披露するシーンでは、「やられ役」として、現在のジャパンアクションエンタープライズ(JAE)社長にして映画監督でもある金田治や、名バイプレーヤーとして活躍中の春田純一(当時は「春田三三夫」名義)らが出演しているのも見逃せません。また当時、千葉と結婚したばかりだった野際陽子も意外な形で登場。盛りだくさんな内容で、ラストまで目が離せなくなることでしょう。

シリーズ番組とは異なり、単発ということもあって、これまで再放送の機会に恵まれなかった本作。今回、同じく『サスペンスシリーズ』の1本として放送された降旗康男監督?野際陽子主演による『人妻恐怖?地獄道路』(こちらも、なんともソソるタイトル?。─趣趣猡?、東映チャンネル初放送となります。どうぞ、ご期待ください!

 

<放送日時>

『現代鬼婆考?殺愛』

3月9日(土)13:00~

3月23日(土)13:00~

3月28日(木)14:00~

 

『人妻恐怖?地獄道路』

3月2日(土)13:00~

3月16日(土)13:00~

3月28日(木)13:00~

 

文/伊東叶多

2019年2月20日 | カテゴリー: その他
かめぽん

チューもく!! やっぱり極妻はこの人だね。迫力と美しさが輝く岩下志麻

かめぽんは岩下志麻さんが大好き。実は迫力ある岩下さん(極妻とか悪霊島とか、他社の作品の怖い義母とか)も好きだけど、コメディタッチの軽やかな志麻さんが大好物。SHIMAつながりでアミューズメントパークのCMにご出演されていた時なんて、かなり嬉しかった。志麻さんの本を書かれた方とお仕事をご一緒したことがあるのだが、絵文字バリバリの可愛らしいメールを送ってくださるとか。ああ、そんなメール、受け取ってみたい。
今月はそんな素敵な志麻さんを「連続放送!極妻スペシャル」と「生誕90年 監督 五社英雄の世界 Vol.1」で堪能できちゃうぞ。
余談だけど、志麻さんは大の虎党。かめぽん、そんなところにも親しみを持っております

201902

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今月の東映は「花戦さ」「破裏拳ポリマー」を初放送?!钙蒲Y拳ポリマー」はアニメにどっぷりはまったので、興味津々?!富☉椁怠工嫌郴^で観られなかったので、ゆっくりおうちシアターで堪能できるのが嬉しい。
他にも、仮面ライダーやスーパーヒーロー特集(国営放送で放映中のドラマ「トクサツガガガ」な気分で堪能したい。ちなみにドラマの特撮部分は東映協力よ)や「オールスター清水の次郎長スペシャル」(錦ちゃんの石松がいいの)「連続放送!仁義なき戦い」など盛りだくさん

今月も、わくわくな東映チャンネルをお見逃しなく?

2019年2月6日 | カテゴリー: かめぽん
かめぽん

チューもく!! 猪突猛進、今年も走り抜けますよ。 何卒、よろしくお願いいたします

201901

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元旦といえば相棒スペシャル。このお正月は東映チャンネルも[相棒スペシャル]だ。相棒映画版4作品を放映。亀山くんからの「相棒」もそろい踏み。中でも「相棒-劇場版Ⅳ-首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」は東映チャンネル初放送。他にもスピンオフ作品「相棒シリーズ 鑑識?米沢守の事件簿」「相棒シリーズ X DAY」の2作品も。相棒の映画をまるっと観られるチャンス。
またこちらも東映チャンネル初放送の「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」を含む、マジンガーZ特集も楽しみ。ちなみにかめぽんはアシュラ男爵大好き女子でした(当時)

「十七回忌メモリアル特集【映画監督 深作欣二】」や「笠原和夫傑作選 刊行記念【映画脚本家 笠原和夫】」でやくざ映画を堪能し、「映画『ドラゴンボール超 ブロリー』公開記念【ドラゴンボール特集】」でマジンガーZともどもアニメを満喫。3が日は「錦之助&賀津雄の殿さま弥次喜多スペシャル」で明るいお正月を。
やっぱり、お正月はTVの前でのんびりがいいな。

今月も、わくわくな東映チャンネルをお見逃しなく?

2019年1月1日 | カテゴリー: かめぽん
かめぽん

チューもく!! 師走は時代劇を楽しもう。 やっぱり、忠臣蔵で年越しだね

かめぽんにとって師走は忠臣蔵。東映チャンネルでももちろん特集?!赋喾[城断絶」やオールスターキャストの「赤穂浪士」、マニアックな「赤穂義士」が放映。
そして、20周年スペシャルでは、かめぽん一押しの「十三人の刺客」が。何度観ても本当にいい。週末、ゆっくりと本作を堪能しながら、師走の慌ただしさをちょこっと忘れたい。ああ、本当にまた狂気の管貫太郎さん演じるお殿様が観られるなんて。その殿様に息子夫婦を殺された月形さんの静かな怒りが胸にじわじわくる。
夢でござる?の「柳生一族の陰謀」に、高画質になった「仁義なき戦い」と「新幹線大爆破」、極妻にあぶ刑事(でか)など東映の変遷も楽しめる。これぞ、東映作品という数々をお楽しみあれ。
十三人の刺客

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月も20周年記念特集他にも、ドラゴンボール特集やスーパーヒーローCLIMAX、先月からスタートのセントラル?アーツの軌跡の第二弾。また、裏特集では「東映異常性愛路線の全貌」も。まとめて放映される機会は少ないので、ぜひに。

今月も、わくわくな東映チャンネルをお見逃しなく?

2018年12月1日 | カテゴリー: かめぽん
かめぽん

チューもく!! 開局20周年企画第二弾 裏特集は渋い男がたくさん

アニメ、特撮好きのかめぽんにとって、今月の表特集は大好物。その名も[みんな東映で育ったよ!こども番組クロニクル20]。かめぽんの子供時代、大好きだったのが「狼少年ケン」。子供の頃から脇役好きのかめぽんは片眼のジャックが大、大好きだった。おばあちゃんに連れて行かれた映画も、東映まんが祭り。TVも映画も、東映にどっぷりとつかっていたのだ。
仮面の忍者赤影では初めて主人公にフォーリンラブ。タイガーマスクでミスターXで柴田秀勝さんの渋い声にしびれ、マジンガーZでもアシュラ男爵が出てくるのを(声が聞きたくて)心待ちにしたっけ。
姪っ子はプリキュアに熱中し、会社の後輩はセーラームーンやワンピース世代がたくさん。世代を超えて愛されているんだなあと思う。
裏特集は[お蔵出しドラマ大放出]。天知茂さんに高城丈二さん、中野誠也さんに三国連太郎さんと渋い大人が勢揃い。また「忍びの者」は主人公は大好きな品川隆二さん@焼津の半次。半次と違って渋い、ハードボイルドな品川さんを楽しみたい。
すべての作品が1話のみしか残っていない貴重なものなので、録画しなきゃ。

201811

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月は20周年記念特集他にも、新企画「始動40周年記念【セントラル?アーツの軌跡 Vol.1~始動~】」がスタート。セントラル?アーツの作品を1年に渡って放映する。
他にも特撮、アニメ、時代劇、任侠ものも盛りだくさん。秋の夜長にテレビ三昧もなかなかいいもの。

今月も、わくわくな東映チャンネルをお見逃しなく?

 

(画伯:かめぽんプロフィール)
主人公よりも敵役やそれを支える脇役に心惹かれる。甲羅に花を背負っている
が、中身はおっさんとの噂も…ごった煮的サイト「老後の楽しみ亭」の管理人で
、日々いろいろなものに首を突っ込んでいる(たまに引っ込める)。甲羅に引き籠
もり、じ~っとしているのも好き。

2018年11月5日 | カテゴリー: かめぽん
かめぽん

チューもく!! 開局20周年企画スタート。 第一弾は「時代劇VS刑事ドラマ二十番勝負」

時代劇と刑事ドラマが開局記念企画の第一弾って、なんか東映ぽい。かめぽんは東映の時代劇映画全盛期を知らないので、刑事ドラマとTV時代劇がthat’s東映な感じ。中でも、特集にある「素浪人月影兵庫 第1シリーズ」が時代劇大好きのスタートだし(何度も言うが初恋は焼津の半次よ)、キーハンター?Gメン75にはリアルタイム熱中世代。今も「相棒」や「科捜研の女」はがっつり観ているし(TV時代劇ももっと作ってください?。?br /> 今回チョイスしたのは「非情のライセンス」の天知茂さん(かめぽんは明智探偵も好きだった)。三つ揃いのスーツに襟の大きなワイシャツ、太いネクタイにトレンチコートと時代を感じさせるファッション。そして、出てくる男の人が渋い。強面な方が多数刑事を演じていらしたので、時折どっちが悪役と思ったことも多々あった。
ストーリーも今のドラマよりずっとシビア。なにせ、非情だし。そういえばキーハンターの主題歌を野際陽子さんが歌っていたが、そのタイトルが「非情のライセンス」(かめぽんのカラオケの十八番)。本作の主題歌は「昭和ブルース」?!干蓼欷繒rが悪いのか?」と、子供ながら口ずさんでいたっけ。
201810

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
今月は「時代劇VS刑事ドラマ二十番勝負」の他に20周年記念裏特集も。こちらは女性メインの「最恐ヒロイン列伝」。東映ならではのパワフルな女たちが目白押し。
「全3作一挙放送!探偵はBARにいるスペシャル」に姪っ子が大好きな「プリキュア映画カーニバル!2018秋」、「スーパーヒーロー特集」にもちろん、任侠映画に時代劇も。20周年にふさわしい豪華なラインナップ。

今月も、わくわくな東映チャンネルをお見逃しなく?

(画伯:かめぽんプロフィール)
主人公よりも敵役やそれを支える脇役に心惹かれる。甲羅に花を背負っている
が、中身はおっさんとの噂も…ごった煮的サイト「老後の楽しみ亭」の管理人で
、日々いろいろなものに首を突っ込んでいる(たまに引っ込める)。甲羅に引き籠
もり、じ~っとしているのも好き。

2018年10月9日 | カテゴリー: かめぽん
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